僕は人よりも本を読みます。
小説はもちろん、ビジネス書などジャンルに問わず本が好きなのですが、
唯一受け入れてこなかったもの…
そうです。電子書籍です。
と思い続けて20年。ずっと拒否してきました。
ですが話題にもなっていて肯定的な意見が多かったこともあり、『Kindle PaperWhite
今回は絶対的な紙本信者だった僕が、初めて電子書籍で読書してみた感想を正直にお伝えします。
【結論】Kindle PaperWhiteはおすすめできるのか
結論から言うと、とてもおすすめできる商品でした。
電子書籍は悪!
と言っていた過去の自分を殴りたい…
ただし、良いところばかりを紹介したところで山ほどあるレビュー記事と同じ。
そこで使っていて感じたデメリット、気になったポイントも正直にお伝えします。
参考になった!そう思ってもらえるようなレビューを書いていきますよ。
ちなみに…
Kindle買って、僕の読書量はさらに増えました。
そもそもKindle(PaperWhite)とは

KindleはAmazonが提供している電子書籍リーダーです。
Amazonで購入した電子書籍(通称Kindle本)をダウンロードすることで読むことができます。
また、Kindleには電子書籍を読む以外の機能はありません。
(タブレット端末ですが、メールなどはできません)
種類は3つ+各種オプション
Kindleは大きく3つの商品を取り扱っています。
これに加えて子ども向けのKindle キッズモデル
それぞれで機能・値段が異なっていて、通常のKindleからOasisに行くほど値段が上がり、性能が良くなります。
以下にメリットとして挙げますが、この中ならKindle PaperWhite
また、購入時にカラー・容量・接続方法・広告つきか否かなどが選択でき、これによっても値段が変わります。
本記事では購入したKindle PaperWhite
【メリット】Kindle PaperWhiteのここがいいっ!
さっそく購入してよかった、メリットから紹介します。
いいなと思えるメリットがあれば、買う価値は十分ありますよ!
①とにかく軽くて持ちやすい

Kindle PaperWhite
えっ、かっる!ちっさ!!(訳:軽くて小さい!!)
それだけ持ちやすかったのを覚えています。
大きさは縦×横で16.7㎝×11.7㎝。
厚さは8㎜とスマホより薄い。

写真はコミック本(鬼滅の刃)と15センチ定規。
男ですが手の小さめの僕でも片手で持てるくらい。
こんな小さなモノの中に何冊も本をダウンロードして持ち運べるなんて便利な時代だなと。
これくらいの大きさ、軽さなら家中、外出先でも気軽に読書できます。
紙の本で文庫本とかならいいんですけど、B6サイズの単行本となるとかさばっちゃうんですよね。
②本に没頭できる
Kindleは読書専用の端末なので、一般的なタブレットのような機能は一切ありません。
一見デメリットに見えますよね?
ですがそこがメリットなんです。
例えばスマホで本を読むとします。
でも読んでいる最中に、LINEやインスタグラムの通知があるとそっちに意識がいって、いつのまにかSNSいじってたなんて経験ありませんか?
僕もそれがよくあって、マンガ読んでる時でさえSNSの通知がブーブー言ってるとそっちに気が向きます。
Kindle PaperWhiteを使っての読書では、そうはならないので読書に集中できるんです。
これでだいぶ読む効率が上がって読書量も増えました。
③目が疲れない
これが一番ありがたかった。
スマホなどで本を読むもう一つのデメリットとして、ブルーライトによる目の疲労があります。
しかしKindle PaperWhite
その理由はディスプレイにフロントライトが採用されているから。
・バックライト…スマホやタブレットで採用。目に向けて光を当てる仕様。
・フロントライト…Kindle PaperWhiteで採用。ディスプレイの表面を照らす仕様で目が疲れにくい。
実際使って見るとわかるんですが、確かに光が強く感じず目が疲れにくかったです。
なのに文字はしっかりくっきり見えるから不思議。
おかげで寝る前の読書も可能になって、いい習慣が付けられたと思います。
スマホのブルーライトとか寝る前よくないって言うじゃないですか…
それを避けながら読書できるのは快適でした。
④お風呂でも読書できる
先ほど紹介した3シリーズの中でKindle PaperWhite
そのためお風呂でもゆっくり読書できますし、万が一水をこぼしてしまっても安心です。
3シリーズでKindleが一番安いですが防水機能がありません。
なのでプラス5000円はするものの、お風呂で読書を楽しみたいという人には特にKindle PaperWhite
⑤わからない言葉をその場ですぐに検索できる
読書をしていると
「この単語どういう意味なんだろ?」
と思うことよくありませんか。
僕は超が付くほど面倒くさがりなので、読書をしていてわからない言葉が出てきても調べるのが手間でそのままにしてしまいがち。
一方Kindle PaperWhiteには検索機能が付いていて、わからない単語をウィキペディアなんかで検索可能です。
調べるとより本の中身が頭の中に入ってきやすくなるので、理解も深まりますよ。
⑥本にかかるお金が節約できる
Kindleで本を読むにはAmazonのストアで購入する必要があります。
この時にかかるお金がKindle本(電子書籍)の方が安いです。
例えば僕が大好きな本「嫌われる勇気」。

写真のように単行本だと1650円ですが、Kindle版だと1320円で購入でき300円もお得になります。
また、今ならKindle Unlimitedが3か月分も無料で付いてきます。
Kindle Unlimited→月額980円で和書12万冊、洋書120万冊の電子書籍が読み放題になるサービスのこと。
これも含めて初期投資としてKindle PaperWhite
【デメリット】ここがダメだよ!Kindle PaperWhite
さて次はデメリットについて。
感じたことを正直に紹介するので、デメリットも踏まえた上で購入を考えてみてください。
①読み込みが遅い
一番気になるポイントです。
いつもスマホでサクサク動くのに慣れているせいもあるかも知れませんが、基本的に動作が遅め。
画面の切り替え、スワイプ、電子書籍のダウンロードの時にその遅さが目立ちます。
特に読み込みの遅さから、ページをめくる時に残像のようなものが残ります。
改善できる方法がないこともない

このデメリットを改善する鍵は「アプリ版Kindle」です。
スマホなどでダウンロードできる専用のKindleアプリを使えば、スマホでダウンロード→kindleへ同期させるといったことが可能。
結果的に少し手間はかかりますが、本を探す段階での余計なストレスを無くせるのでぜひやってみてください。
②マンガ・雑誌には不向き
Kindleはもちろん電子書籍版のマンガや雑誌も読めますが、あまりおすすめできません。
なぜならカラーじゃないから!
魅力的なマンガの表紙も、色とりどりな雑誌の華やかさもKindleでは味わえません。
③サラっと色んな本を見れない
Kindleは流し読みがしにくい特徴があります。
「これ気になってるからちょっと読んでみよう」
って感じで全体的に流し読みするには向いていません。
なにせダウンロードやページめくるのに時間かかるので…
その辺りで融通は利きにくいため、自分で割り切った読書の仕方が必要になってきます。
事前に本屋さんに行く、またはスマホで調べて読みたい本に目星を付けてからKindleにダウンロードするといいかも知れませんね!
Kindle PaperWhiteがスマホと差別化できるポイント
以上のメリット・デメリットを踏まえた上で、スマホで読む場合とKindleで読む場合を比較して見ます。
その時に僕がKindleの方がいいな~と思った差別化ポイントがこちら。
- 余計な機能がない
- 目に優しい
- しっかり防水できる
要約すると「お風呂でも使えるし、目に負担をかけずに長時間集中して読書ができる」のがKindle PaperWhite
購入時のオプションについて
さて、実際にKindle PaperWhite

写真は購入時に選んだオプションです。
詳しく見ていきます。
カラー
現状Kindle PaperWhiteは4色から選べます。
これは完全に好みです。
ちなみに僕はトワイライトブルー。

イケてますわ。
容量
容量は8ギガと32ギガからの選択。
入る本の目安
・8ギガ→小説だと約2000冊、コミック本だと約160冊ほど。
・32ギガ→小説だと約8000冊、コミック本だと約650冊ほど。
参考程度ですがこんな感じ。
そんなにマンガ読む気はなかったですし、定期的にダウンロードした本を整理すれば余裕なので8ギガを選びました。
文字だけの本しか読まないのであれば、8ギガで十分です。
モデル(広告の有無)
広告が付くか付かないかで2000円ほど変わりますが、これは後から変更できないので慎重に選びましょう。

写真は参考までに、広告がどんな感じで出るかです。
もちろん読書中のページには出ませんし、個人的にはあっても気になりませんね。
接続方法
接続方法は2パターン。
“Wi-Fiのみ”か“Wi-Fiと4G両方で出来るか”。
電子書籍をダウンロードする時にどの回線使うかなので、
- 家にWi-Fiがない
- 外出先でもダウンロードしたい
- ポケットWi-Fiで通信料が気になる
人以外はWi-Fiのみで基本大丈夫だと思います。
最後にKindle Unlimitedを付けるか選びます。
今だと3か月分(約3000円相当)が無料で付けられますし、3か月以内に解約すればタダなので僕は当然付けました。
アクセサリ(カバー・保護フィルム)は買う必要ある?
結論、カバーだけで不自由ないです。
カバーは折りたたみ型とケース型がありますが、ケース型を購入。
(Amazonがすすめる純正のやつは折りたたみ型)
理由はただ1つ。
折りたたみ型だと重くなる!
せっかく軽さが武器のKindleをわざわざ重くするのはもったいない。
持ち運びの際のカバーとして覆ってくれればそれでいいので、ケース型にしました。
また、保護フィルムは買ってません。
落としたりなど万が一に備えるなら買うに越したことはないですが、
基本家で使いますし、落としても大丈夫なように丁寧に使えばそれまでだと思ったので…
指紋はそこまで残らないし、残っても気にならない程度なのでフィルムは必要ないと判断しました。
Kindle PaperWhite正直レビューまとめ
電子書籍とかどこがいいの?
と思い続け、電子書籍を食わず嫌いしていました。
しかし今回Kindleで読んでみて心変わり。
今でも紙の本は読んでいますが、Kindleで読むのも悪くないなぁと改心してます。
紙も電子書籍もそれぞれに良さがありますが、
場所に縛られない、スタイリッシュな読書を
するならKindleも中々いいです。
今まで電子書籍を毛嫌いしていたあなたも
Kindleで読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。